Bali’s Traditional Salt バリの 海水天日塩

昔ながらの製法で作られるミネラルたっぷりの天然塩

バリのお土産としても人気の高いバリの天然塩。バリ島東部カランアッサムにあるクサンバ村が特に有名だ。
このクサンバ村は昔から塩作りが盛んなエリア。というのも、クサンバ村のあるバリの東海岸は2つの海流がぶつかることによって、海底2,000mの海洋深層水が自然に湧き上がってくるため、良質の塩を作ることができるのだ。また、南国の強烈な日差しと遮るもののない、さらさらの黒砂ビーチも美味しい塩のできる大切な条件。
塩作りはバリの伝統的な製法に基づいて行なわれる。海水を天秤桶で汲み上げ、砂浜の塩田に何度も何度も繰り返し均一に撒いていく。撒かれた海水は太陽の強い日差しによって乾燥し、塩田の表面に塩の層ができていく。この層をかき集め、海水で洗い濾過する。この濾過した海水を、くり抜いた木の器に流し込んで、更に天日干し。こうして浮かび上がってくる塩の結晶を採取していくのだ。単純だが、すべて手作業による重労働である。伝統を守り続ける塩職人たちが、昔ながらの製法で丹念に精魂こめて作られた天然塩。この塩を科学的に調べた人の話では、世界の有名な塩の中でも一番ミネラル数を豊富に含んでいる塩なので、美味しいとのこと。お料理に使うと一段と旨味が増すとか。他にもスクラブやバスソルトなど美容にも利用されている。